井上夢人さんの「ザ・チーム」を読了。

正義か悪か。

全盲の霊導師、能城あや子は相談者の悩みをぴたりとあてる。
しかし、それは、彼女を始めとするチームメンバーの力の結集だった。

個性的なメンバーがそれぞれの能力を使って、人の真実をあぶりだす。
ひとりひとりも、そしてチーム丸ごとも実に魅力的だ。

シリーズものを書かないという作家さんだが、
このチームのストーリーの続きは、すぐにでも読みたい。

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東野圭吾さんの「悪意」を読了。

おなじみ、加賀恭一郎シリーズの一作。

章ごとに、記録、独白、回想などで構成され、
このシリーズの中では、変わりダネかもしれない。

最後まで犯人が動機を語らず、加賀の推理で締めくくられるのが
面白い。

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こっちの宅配事情は。

日本では、宅配業界の疲弊が話題になっているようだ。

こっちの宅配事情に比べると、日本のサービスはなんてすごいんだろうと、ずっと思ってた。
っていうか、ユーザーをちょっと、甘やかしなんじゃないかと。

こっちは届けに来てくれても、配達員によっては、返事が遅れるとドアの前にどすんと置いて帰ってしまう。
不在の場合も、ただ置いていくだけ。

そのため、置きっぱなしの荷物を狙った窃盗なんていうニュースを
たびたび目にする。

先日も、同じアパートの住人が訪ねて来て、
「留守の間に荷物が届いたみたいなんだけど、知らない?」
と聞いていった。

どうやら、誰かに持っていかれたようだ。

こんな感じでも、こっちの宅配業者、つぶれないんだわ~。



新津きよみさんの「特別捜査官七倉愛子 逃げ切り」を読了。

七倉愛子シリーズの2作目。

指名手配犯の膨大な情報を頭に叩き込み、雑踏の中で彼らの顔を見極める
見当たり捜査官たち。愛子を含むチームが活躍する。

そんな彼らが「敗北」したと思うのは、
指名手配犯に逃げ切られたとき。

物語の焦点が「逃げ切り犯」からズレた感じがする。

他には、特に感想ナシ。

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初めてのシナモンロール。

初めてシナモンロールを作ってみた。

こっちでは、シナモンロールは定番のおやつ。
シナモンロール専門店の「シナボン」なんていうショップが、あちこちにある。

でも、その甘いの甘くないのって…。
さすが、アメリカのおやつだ。

で、完成したシナモンロールは、日本のレシピのせいか、
ちょっと甘さが足りませんでした。

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本の値段、なんでこんなに高いの。


去年、日本から背負ってきた本をすべて読んでしまった。
家の本棚にある本も、何度も読み返している。
図書館から借りてきた本も読み終えた。

で、今は、電子書籍サイトの「立ち読み」めぐりをしている。
これは、買って読みたい本を探すのに、実に便利だ。

だが、近頃は、読みたいと思てもすぐに「購入ボタン」をクリックする気にはなれない。
だって、高いんだもん。
新刊、特に単行本は2,000円近くするし、文庫本だって1,000円近くなっている。

この数年、ホント、本の値段は高くなったなぁ。

読みたい本を片っ端から新刊で買っていたら、すぐに破産してしまう。
って、そもそも、買えるワケない。

で、出版社には申し訳ないが、結局、古本屋めぐりになってしまう。
あちこち回って、読みたかった本が、割安で手に入ったときの喜びたるや。
それだけで、その日は幸せな一日となる。

樋口有介さんの「枯れ葉色グッドバイ」を読了。

お気に入りの女刑事に、ここに登場する、所轄刑事、吹石夕子を加えたい。

はやりの美人刑事でもない、身体能力に優れているわけでもない。
だが、どこか魅力的なのである。

一家惨殺事件の捜査が行き詰まりをみせるある日、
夕子は、代々木公園で一人のホームレス男性を見かける。
その男、椎葉は、かつて警察学校で逮捕術を教わった教官だった。

夕子は捜査の打開をはかるため、椎葉を助手に雇う…。

ホームレス、一家惨殺の生き残りの女子高生、近親相姦、レイプ殺人、重たい出来事の間を
ゆらゆらと漂いながら、夕子と椎葉は真相に近づいていく。

面白さは減速することなく持続するが、最後に切なさが残る物語である。

ところで、作品の中で夕子も椎葉もよくタバコを吸う。
10年位前の作品だからか。
近頃は、刑事モノのドラマでも、タバコを吸うシーンには殆どお目にかからない。
これも、世の流れか。
でも、ハードボイルドにはヘルシー志向に走ってもらいたくないなぁ。


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日本のスイカって。

なんで、あんなに高いんだろ。

こっちのスイカは季節ものとはいえない。
それでも、近頃は、あちこちのスーパーで安売りしている。
スーパーによっては、5ポンド(約2.3キロ)あたり1ドルなんてところも。
だから、あの大きなラグビーボールのようなものでも、500円もしない安さである。



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曽根圭介さんの「沈底魚」を読了。

国際的なスパイ活動モノは、政治的背景が絡んで難解なところもあり
得意ではないのだが、公安刑事たちの攻防や、キャラの存在感に圧倒された。

「上」の思惑に振り回され、利用され、命をはる羽目になるのはいつも現場の下っ端たち。
次こそは、不破が「上」の連中に一泡吹かせるような、痛快なストーリーを読みたい。

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作品との相性。

よく読まれている作家さんの作品でも、その文体と読み手との相性というものがあるかもしれない。

「ライアー」以後、2冊ほど、警察モノを読んだが、
どちらも、どうもしっくりこない。

サスペンスなのだが、説明口調だったり、余計な情報があったりと…。

同じ作家さんでも、作品ごとに違いがあるのかもしれないから、1冊だけ読んで、
断念するべきではないだろうが…。